OpenNavo編集部Homebrewへの登録 10月14日 03:45
待機中の会話圧縮、管理対象 mod の API、エージェント操作を追加。サンドボックス、認証情報の扱い、組織ポリシーを強化し、MCP の照合規則・既定プロトコル・フック動作を変更。リモートセッション、予約実行、添付ファイル、各環境の不具合も修正します。
セキュリティとポリシー
- サンドボックス内のコマンドから
--plugin-dir への書き込みを禁止。macOS ではシンボリックリンク経由でも拒否対象のパスを保護し、特殊文字を含む glob の判定と、ディレクトリがリンクに置き換わった際の再検査を修正。作業ツリーの隔離で不適切な awk プログラムも拒否します。
ANTHROPIC_BASE_URL で設定した外部ゲートウェイの API キーを、Anthropic の管理設定、機能フラグ、起動、高速モード、プロフィール、フィードバックの各エンドポイントへ送らないよう修正。ゲートウェイの availableModelsMatch: exact と deniedModels を適用し、拒否時は HTTP 400 を返します。
- SDK・非対話セッション、
claude mcp list、claude mcp get、サブエージェントでは、MCP サーバーへの接続や起動より先にポリシーを確認。ユーザー導入 mod に対する管理権限ルール、フック、組織の MCP ツール名の制約も強化しました。
- 管理対象の
forceLoginOrgUUID と forceLoginMethod がサーバー設定で隠されたり上書きされたりする問題と、ローカルでプランを変更した後のポリシー取得を修正。ユーザー mod の $.env.set は管理コマンドフックの環境や shell 接頭辞を変更できなくなります。
- フックの処理に失敗した場合、そのフックが拒否できる操作は許可せず拒否し、実行済みツールの結果は返しません。Windows では shell 未指定かつ Git for Windows 不在で安全チェックに失敗したとき、呼び出しを阻止します。
- 計画モードで
PreToolUse や tool.check が許可しただけでは書き込みを実行しないよう修正。Cowork のクラウド自動モードでは PermissionRequest が shell コマンドやサブエージェントを承認できず、要求は待機または拒否されます。バックグラウンドの --safe-mode は再起動・再開後も維持されます。
- チームメイトの説明への認証情報断片の混入と、
__proto__ の削除による mod チェックの回避を修正。終了時の再開コマンドは名前ではなくセッション ID を使い、貼り付け時のコマンド実行を防止。/ultrareview のエラーは git add . を勧めなくなります。
互換性と移行
- MCP の許可ルールは指定したサーバーだけに適用。曖昧な接頭辞ルールは
mcp__<server>__* に変更し、エージェントの tools: にも正規化済みの完全なサーバー名を指定してください。特に __ を含む名前に注意が必要です。拒否・確認ルールと constructor、prototype、toString などの名前も修正しました。
- claude.ai のコネクタープロキシと Anthropic 管理の MCP サーバーへの要求はリダイレクトを追跡しません。コネクター自身のサーバーのリダイレクトは対象外です。クラウドおよびセルフホスト実行基盤のセッションも、セッション MCP プロキシのリダイレクトを追跡しなくなります。
- 機能フラグを取得しない環境では、クラウドと Remote Control の MCP 接続は既定で
2026-07-28 を使用。従来動作は MCP_PROTOCOL_NEGOTIATION=legacy で選択できます。api.anthropic.com の公式 MCP のツール説明・指示は 4,096 文字で切られず全体が渡されます。
UserPromptSubmit はスキルや独自コマンドの展開前に実行され、拒否すると埋め込み shell コマンドも止まります。スキル自身の frontmatter の同フックは次のプロンプトから実行。turn.start はサブエージェントとチームメイトのターンも通知し、e.agentId で識別できます。
- プラグインフックとワークフローの戻り値は最大 28,000 階層に制限。
claude plugin test は公開 $ メソッドが十秒以内に応答しなければ失敗します。ui.render の完全一致テストにはルートの part: { plugin } を含める必要があります。
- mod の
Text に size、weight、mono、tabular を追加。bold は非推奨となり weight へ移行します。Box は xs~xl の間隔を指定可能。不可視・方向制御・空白に似た文字や <、> を名前に含むスキル/コマンドは、名前を変更するまで提示されません。
- Read は BOM 付き UTF-16LE を正しく読み込みます。Write は対応する BOM を保持し、Windows-1252、Shift-JIS、GBK、UTF-16BE から UTF-8 への無断変換を拒否。非対話セッションの
/btw は未回答のまま 11 分経過するとタイムアウトします。
新しい操作と機能
- ターミナルでは 200K トークン以上の会話が約 54 分間待機すると、1 時間のプロンプトキャッシュ失効前に圧縮されます。閾値は
CLAUDE_CODE_IDLE_COMPACT_MIN_TOKENS、無効化は settings.json の "idleCompaction": false で設定。両設定には v2.1.290 以降が必要です。
CLAUDE_CODE_DISABLE_FILE_MENTIONS により、@ で参照したファイルは内容を埋め込まずパスを渡し、ファイルツールで読み取ります。PDF の参照ではバイト列を会話記録に保存せず、メモリとディスクの使用量を削減します。
- 管理設定で導入した mod は
$.prompt.media で画像・文書添付のバイト列、$.session.identity() でログイン方式を取得可能。組織・メール情報は管理対象 forceLoginOrgUUID にその組織がある場合だけ公開します。skill.prompt にメタデータ、session.append に queue インターフェースを追加。
- エージェント画面の
/effort、/fast で新規セッションの既定値を設定し、引数なしの /model、/effort、/fast で選択画面を開けます。安全モードや権限確認を省略する計画モードの表示を改善し、/usage に高コスト設定・コンテキストの警告を追加。
claude plugin eval に --disallow-tools と disallowed_tools を追加。API が拒否した実行は採点せず 0 点とし、スイートは終了コード 1 を返します。ゲートウェイの code ポリシーの env で CLAUDE_CODE_ATTRIBUTION_HEADER=0 を指定すると帰属情報を非表示にできます。
- セルフホスト実行基盤のオーケストレーターに
--shutdown-drain-sec を追加。SIGTERM 後はポーリングを止め、進行中のポーリングと spawn フックに指定時間を与えます。終了予定のタイマー、再利用 clone の git 状態、ラッパー提供の MCP サーバー、認証情報不足の診断も修正・改善。
安定性と対象環境
- クラウドと Remote Control で、キュー処理、ワーカー交代、中断、再接続時のプロンプト・権限回答・ファイル・画像・文書の消失を修正し、30–35 MiB の転送を復旧。Remote Control のホストが到達不能なら送信を無効化し、入力文字列を保持します。
- 再起動後のツールやターンの重複、MCP 再接続の競合、mod が生成するプロンプトによる
--max-turns/--max-budget-usd 超過、非対応モデルへの変更後も続く自動モードを修正。独自ゲートウェイの無通信待機を 180 秒から 300 秒へ延長。
- SDK・IDE・
claude remote-control のバックグラウンド作業中の予約起動、実際の次回実行時刻、夏時間終了の重複時間帯を修正。セルフホストのクラウド環境を削除すると定期処理は直ちに無効化され、編集時も勝手に別環境へ移動しません。
- mod/プラグインの遠隔無効化、再読み込み、画像付きプロンプトの書き換え、フックの反復、UI 更新後の回答反映、
resume 付き agent.spawn を修正。MCP OAuth は設定した headers/headersHelper を送信し、HTTP 通知応答による 30 秒の停止も解消。
- デバッグ/クラウドのメモリ増加と終了時の停止を軽減し、画像縮小、非特権 Linux の PDF 読み込み、CJK・絵文字の折り返しと描画、貼り付けを修正。Linux の設定復旧、WSL2 のサンドボックスパス、Windows の孤立 PowerShell と Git Bash PATH も修正。
- VS Code はセッション切替時に未送信文と添付を保持し起動を改善。Claude in Slack は未配信返信を正しく報告し、誤った投稿を直接編集、自作 canvas の削除、100 人超のチャンネルへの無言参加に対応。Code Review の予算リンクは Usage を開き、ローカルの公開成果物監視上限は 10 から 25 に増加。
公式資料
1
2
3